メモリーって、何?

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メモリーって何をするもの?

「メモリー」は、作業領域の広さです。

パソコンを台所に例えると、

・CPU・・・頭脳、作業者・・・料理をする人
・メモリ・・・作業領域・・・まな板
・ストレージ・・・保存場所・・・冷蔵庫

作業領域が広ければ広いほど、沢山の食材を置いたり広げたりして効率よく作業できます。
パソコンで言うなら、より多くのデータを開いて作業できたり、より重いプログラム(ソフトウェア)をストレス無く動かすことができます。

(画像出展 「メモリーとは」I・O DATA様Webサイト
https://www.iodata.jp/product/memory/info/base/index.htm)

また、デスクワークをする人に例えると、

・CPU・・・頭脳、作業者・・・仕事をする人
・メモリ・・・作業領域・・・机の上
・ストレージ・・・保存場所・・・引き出し

作業領域が広ければ広いほど、多くの資料やノートを広げて作業できるので、効率よく作業ができて快適というイメージが湧くでしょうか?

(画像出展「パソコン選びのためのCPU/メモリ/HDD/SSDの解説」
 http://check-pc.com/30_pc_sikumi.html)

メモリって、そもそもどんな形?


「メモリモジュール」という電子部品です。
ノートパソコン用だと、次の写真のような形です。

ノートパソコン用のメモリ


デスクトップ用は次の写真のような形です。

デスクトップパソコン用のメモリ

(ディスプレイ一体型のデスクトップパソコンではノート用メモリを使っているものもあります。)

パソコン内ではどこにある?

メモリは上記写真のように「部品」ですので、取り付けたり外したりできます。
パソコン内では、「メモリスロット」に刺されています。
(パソコン内部の話ですので、分解しないと見えません。)

裏側に複数箇所開けられるところがあるうちの1つを開けるとアクセスできるタイプ。

一般的なノートパソコンは、メモリスロットが2つあります。

ここでいう「一般的な」というのは、昔ながらの2〜3kgくらいある厚みのあるノートパソコンです。

メモリスロット2つにそれぞれメモリーモジュールが刺さっている例

最近のモバイルタイプ(2kgを切るような、軽量・薄型タイプ)の場合はスペースも限られることもあり、スロットが1つだったり、スロット無しで基盤直付け(オンボード)もあります。

このあたりの情報は、仕様書・取説などに書いてありますし、メーカーのホームページや価格.comのスペック情報などでも見ることができます。

また、Macに関しては最近のノート型タイプはメモリスロットは無く、ロジックボード(基盤)に直付けのため交換や増設ができません。

メモリの交換?増設?

 メモリスロットのあるパソコンでしたら、交換や増設ができます。

メモリスロットのメモリは脱着可能。
2枚とも外すとこんな感じ。メモリスロット丸見えの状態。

例えば、仕様で
4GB(2GBx2)最大8GB
となっている場合、2つのスロットにそれぞれ2GBが刺さっていて、合計4GBです。

最大8GBというのは、それぞれのスロットに4GBを刺して合計8GBにでき、
パソコン側もそれを認識できるということです。

購入時に見ておきたいところ

 下図に価格.comで見られる、あるマシンの一例を示します。

 メモリスロット(空き)の欄、「2(0)」と表記されています。

 これは、スロットが2つあり、そのうち空いているスロットは0。すなわち、スロット2つともメモリが刺さっているということです。

 メモリ容量は16GBですので、8GBが2枚刺さっていると思われます。

 この場合、例えば購入後にメモリを増やそうと思った場合、もっと大きな容量のメモリーモジュールを今刺さっているものと入れ替えることになります。
 (つまり、今刺さっているものは無駄になってしまいます。)

 一方、「2(1)」のようなマシンだと、空きスロットが1ありますので、元々入っているメモリはそのままで、もう一枚追加することができます。
(つまり、今刺さっているものは無駄になりません。)

 ただ、最近のノートパソコンは小型軽量だったり、元々大容量メモリだったりという傾向になりつつありますので、空きスロットのないモデルが多いように感じます。
 そもそもメモリスロット自体が無い、オンボード(基盤直付け)のマシンもあるわけですし・・・。

 メモリスロットに空きがあるかどうか、それほど気にすることもないかもしれませんが、知識として知っておくと選択の幅や選択の決め手の一助になることもあります。

 特に、買おうと思ったマシンがオンボードメモリの場合はメモリ増設不可能ですから、小さいメモリ容量のものを買ってしまったら後で後悔することにもなりかねません。

 ということで、ほんの少しでもメモリーに関して気をつけておくと良いのではないかと思います。

 心の片隅にメモリーを。

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