Windows8.1を10へアップグレードすべきか

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サポート終了?どうすればいいの?

「Windows8.1が2023年1月10日にサポート終了」ということで、Windows10へアップグレードした方がいいのか?新しいパソコンを買った方がいいのか?といった疑問を持つ生徒さんがチラホラと出てきました。

 Windows10へアップグレードをご希望の生徒さんには、その作業を教室がサポートしながらやっていただいています。

 生徒さんが持ち込んでくる対象のマシンの傾向をみると、おおむねCPUがIntel Core iシリーズの第3世代や第4世代のものですね。2013年前後のものです。

 「自力でやってみたけど、途中で失敗になる」というケースのお二人の生徒さんに、次の手順でご案内して無事アップグレードはできています。

1.Windows10のインストール用USBメモリを作成

Windows 10 のディスク イメージ (ISO ファイル) のダウンロード

からメディア作成ツールをダウンロードして作成することができます。

2.Windows8.1で起動しているPCに上記USBメモリを挿し、USBメモリ内のインストーラを起動してインストール(アップデート)を進める

 その後、1〜2週間後に使い勝手がどのような様子か聞いてみると、「起動が遅くなった気がする」とのご感想が聞かれました。

 そうですね。第13世代が今年(2022年)の後半に発売されるわけですから、第3・4世代となると10年近く前のもの。サポートが終了するOSを載せて発売された時代のものですからね。

 古い世代のマシン本体に対して、最近のOSは荷が重いのです。

 

では、どうするか?

SSD(Solid State Drive: ソリッドステート・ドライブ)へ交換する

 ストレージがHDD(Hard Disk Drive: ハードディスク・ドライブ)のものであれば、SSD(Solid State Drive: ソリッドステート・ドライブ)へ交換することで体感速度向上の余地はあります。

 ただし、交換する手間や現在のHDDの中身をそっくりそのままSSDへクローンする手間がかかります。

 SSD自体の値段は500GB〜1TBのものが六千円台〜1万円台前半くらいです。

 ちなみに、1年ほど前のこのブログにSSD交換を生徒さんがやった話を載せていました。ご参考まで。なお、この記事はクリーンインストールです。クローンはしていません。

 

 そこまでして延命するか?

 1万円前後の部品代と交換作業やクローン作業の時間をかけて、体感速度向上を試す必要があるかどうか?少々疑問にも感じます。

 そういったことは、どちらかというとマニアな人がやることにも感じます。

 興味があればぜひやっていただきたいところではありますが、それほど興味のない場合にはおすすめしかねます。

 潔く、新しい最新のパソコンを買う方が合理的に感じます。

アップグレードが途中で失敗するマシンは無理にアップグレードしない方がいいかも

 ここからは私の憶測でしかありませんが、なんとなく「アップグレードが途中で失敗する」ということは「無理にアップグレードすると不具合が生じる可能性が高い」ということを示唆しているのかもしれません。

Windows11は?

 現在最新のOSはWindows11です。ですが、Windows8.1が搭載されていた時代のCPUのマシンはWindows11へ公式にはアップグレードできません。

 無理やり入れることはできますが、さらにマニア度が増します。興味がある場合だけ挑戦するのが良いでしょう。

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