Intel Macには「BootCamp」というWindowsをインストールしてネイティブ起動できる環境があります。
2021年10月にWindows11が公式にリリースされましたが、インストール要件が非常に厳しいものとなっていて、特にMacのBootCamp環境にインストールという観点では、全滅という情報もあります。
(「全インテルMac、Windows 11が動作不可と判明。ただし回避策あり?」https://japanese.engadget.com/windows11-not-support-intel-mac-051551370.html)
ですが、回避策もネット上には出回っています。
とはいうものの、その多くはBootCampにて「新規に」Windows11をインストールするものばかりが目につきました。
すでに動いているWindows10をWindows11にアップグレードする方法をなかなか見つけられなかったのですが、次のサイトの方法でできました。
【自己責任】要件外のPCをWindows11にアップグレードする方法 – TPM認証回避
https://samurai-computer.com/how-to-upgrade-windows11-from-windows7-avoid-tpm-bypass/
ちなみに上記サイトはBootCamp上での話ではなく、Windows一般の話です。
が、教室所有の2台のMacでもうまくいきました。
うまくいったMac
・iMac 5K Late2015
・iMac 5K 2019
※この作業実施時点(2021年11月3日)での情報です。その後この方法が使えなくなることもあります。
<手順>ザクっと。
- Windows11のインストールISOをダウンロード
- ダウンロードしたISOファイルを7zipなどの圧縮・解凍(展開)ソフトで展開
- 展開したフォルダ”Win11_Japanese_x64/sources”のappraiserres.dllをWindows10のものに差し替え。(Windows10用のものは上記サイトのリンクからダウンロードできる)
- “Win11_Japanese_x64″の「setup.exe」を「管理者として実行」
- Windows11のインストール画面が起動したら「セットアップでの更新プログラムのダウンロード方法の変更」
- 「更新プログラム、ドライバー、オプション機能の入手」画面で「今は実行しない」をチェックして「次へ」
- 「インストール準備完了」画面にて「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」にチェックが入っていることを確認。
あとは通常のWindowsのインストール手順どおり
ちなみに、スクショを残さなかったので記憶があいまいなのですが、、
Late2015ではどこかのタイミングで、サポート外のマシンでは十分に動作しない場合があるとか、ヘンなことになっても知らないよ、みたいなことに同意する画面が出ました。
その後、
Macではありませんが古〜いWindowsマシン、
Core 2 Duo E7500 2.93 GHz 搭載のDell Vostro 220sにもインストールしてみました。
うまくはいりました。
2009年製のマシンであるにも関わらず、、、恐るべし回避策。
なお、この内容は教室では教えることはできません。
気になる方は、あくまで自己責任で、そして趣味的に、調べながら挑戦してください。
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