今日書くことはあくまで私個人の意見です。
別の考えをお持ちの方からすれば「わかってねえなあ、こいつ。何を言ってんだか。」と思われるかもしれませんが・・・、ご了承ください。
・・・と、最初にお断りしておきますね。
価格.comで中古パソコンのカテゴリーを見ると、Core iシリーズ（世代は古いけど）のものが１万円台で売っていたりします。
「たいしたことやらないんだから、中古でもいいから安いパソコンで十分」とおっしゃる初心者の方がいたりします。
パソコンをある程度分かっている人が初心者にそれをオススメしたりしていることもたまに見受けられたりします。
ですが、ハッキリ言って初心者にはオススメできません。
その理由は、
第１に「動作が遅い・反応が鈍い」からです。
初心者は、パソコンの本性を知りません。
「押せばパッと反応するもの」と思っている方が多いです。
でも、そうは行かないのが中古パソコン。
例えば、ウェブブラウザ（インターネットのページを見るソフト）を起動するためにタスクバーのアイコンをクリックしたとしましょう。
直ぐに反応しないので、「あれ？変だな」と、何度も「カチカチ」と繰り返しクリックしてしまいます。
すると、数十秒後にクリックした回数分のブラウザのウィンドウがたくさん開きます。
「なんでこんなに開くの？？？」・・・となりますね。
すると、初心者本人は困惑しますし、仮にそばに教えてくれている人がいるとしたら
「それは◯◯で✕✕だから、△△で、うんぬんかんぬん・・・」とブラウザの操作とは直接関係ないことを説明する必要が発生し、初心者本人は「何のコト？？」となりがちです。
これから新しく覚える人にとっては、よけいな要素は排除しておかなかればならないのです！
本筋じゃない枝葉の部分に多くの時間を割かなくてはいかなくなり、本筋が理解しづらくなってしまうのです。
理工系の人ならわかると思いますが、実験の計測データに例えるなら
ノイズが多すぎて本物のデータが見えないことに似ています。
そんなパソコンにさわっていると、イライラして、楽しくなくなっちゃうのが目に見えています。
次第に「パソコンなんて面倒・・・」「やっぱり難しくてわからない・・・」と、さわらなくなります。
ですから、スムーズに動く最新の機種を買うことが望ましいのです。
枝葉の部分にとらわれること無く操作できる快適な機種を使えば、パソコンのことをより好きになりやすいと思います。
「どのメーカーがいいいの？」と聞かれることも良くありますが、どのメーカーでも関係ありません。
CPUが最低限Core i3の機種をオススメします。
予算に余裕があればCore i5の方が良いでしょう。
メモリはこれから買うなら8GB以上をオススメします。
このへん、「例えばチラシでどこを見たらいいの？？」を、次回のブログに書きます。（予告）
では、１万円台くらいで売られている中古パソコンはどんな人が買えばいいの？となりますが、
「パソコンのことをよく知っている人」ですね。
「動作が遅いのは承知の上で、特定の用途に使うことができる人」です。
例えるなら「弘法筆を選ばず」といったところでしょうか。
【蛇足になりますが・・・】
最新でも安いパソコンはありますが、CPUがCeleronなどです。処理能力はCore i3よりも非力です。
中古パソコンと同様に「動作が遅い・反応が鈍い」という傾向がありますのでオススメしかねます。
買ってから１〜２年くらいで買い換える・・・程度に割り切って買うのなら止めはしません。
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