レッスン中に小さなウィンドウが出てくると、生徒さんからよく聞かれることがあります。
例えばこんなの。
多くの人が、内容を読まずにご質問されます。
「これ、どうすればいいんですか?」
「”はい”でいいんですか?」
など。
私は、「なんて書いてありますか?」と逆に質問します。
それは、内容を理解してご自身で判断できるようになって欲しいからです。
さらにその心は、出現するダイアログウィンドウは多種多様だからです。
書かれてあることを理解して自分自身で判断できるようになることが、「パソコンを使える」能力のひとつです。
習いに来ている生徒さんも、最終目標は「自分で対処できるようになる」ことだと思いますし・・・。
なぜ内容を読まずにすぐ聞いてしまうのか
先日、ある生徒さん(D子さんとします)とのやりとりをする中で、なぜ内容を読まずにすぐ聞いてしまうのか、その理由の片鱗のひとつを知ることができました。
昔、職場で自分で判断して操作したら、大事なデータを削除してしまったのだそうです。
「わからないときは、わかっている周りの人に必ず聞いて!!」とこっぴどく叱られたことがあったそうです。
それ以来、自分で判断して操作することが怖くなった・・・らしいのです。
「そういうこともあるのか」と、私はまったく考えが及んでいませんでした。
恐る恐る操作している人の中には、過去に苦い経験をしている場合もあるのですね。
だからこそ!
教室では、遠慮なく失敗してください。
パソコンは滅多なことでは壊れませんし、教室のパソコンには削除して困るようなデータは入っていません。
仮にシステムが壊れたとしても、リカバリする教材としての利用もできます。
小さな失敗をたくさんして、そこから大いに学びましょう。
教室は、失敗する場です。
失敗を楽しもう!
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